魔法
とクァミハウ
クァミハウ諸島では古くから魔法が生活の一部に浸透していた。しかし魔法の使用は素質や
能力によって個人 差があり、それによる差別や権力の集中が発生していた。 |
魔法
とは
クァミハウ諸島で一般的に使用されている魔法は正確には『疑似魔法』と言われるものであ
り、純粋な魔法で
はない。疑似魔法は魔法を模して作られたエネルギーコントロール技術の総称で、外部から体内に魔力を取り込
みそれを発するものである。疑似魔法の力には個人差があるが、訓練を積む事で誰でもある程
度までは能力を向 上させることができる。 |
機械
とクァミハウ
魔法による格差を無くそうと開発されたのが魔力以外のものを動力源とする機械である。初
期の機械は疑似魔
法を応用したものが主流であったが、後に完全に魔力を必要としない機械が登場した。これにより平等な世界が
訪れると思われた。
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魔法
と機械
魔法と機械。2つの大きな力が均衡を保ってたのも束の間の事。機械の力が魔法の力を凌駕
した。疑似魔法も
言わば人々の生み出した技術であり、純粋な魔力を持つ人もその数は多くはなかった。しかし魔法が力を持って
いた時代に上の立場に居た者たちは機械の力が台等した時、迫害を受けることとなった。魔法
と機械の対立であ る。
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二大
都市の戦争
レゴルカンドとレレゴ。機械都市と魔法都市。クァミハウの二大勢力の間で戦争が勃発す
る。劣勢と思われた
レレゴはその力の強大さ故封印された禁断魔法を使用した。禁断魔法の威力の前にレゴルカンドは大打撃を受け
る。両者は激戦の末、共に衰退していく。
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戦後
先に力を取り戻したのは魔法文明であった。レレゴは機械文明の滅亡を狙い様々な策略を巡
らし、機械の力を 奪っていった。
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レレ
ゴ総統府
機械文明が復興を遂げることはなく、再び魔法文明の時代が到来する。クァミハウ総統府を
設置したレレゴは
各地に寺院を建て魔法の教えを広めた。寺院はレレゴの僧兵達の拠点としても機能しており反逆者には容赦のな
い制裁が行われたという。
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戦乱
の日々
それでも、機械文明を再興しようとする人々がいた。それから数百年、長きに渡る戦いが繰
り広げられる。
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疲弊
二勢力による衝突が続きクァミハウは疲弊しきり、人々の目からは光が消え始めていた。
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赤い
彗星
ある日クァミハウの地に一人の男が現れる。異世界から来たと言われる彼はクァミハウの現
状を知り、ある決 意をする。
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レゴ
共和国樹立
キャスバル・レム・ダイクンはそのカリスマ性で魔法、機械文明を問わず多くの人々から関
心を集め、同志を
増やす。そして腐敗していたクァミハウのため、人々の宇宙移民を計画する。レゴ共和国を樹立したキャスバル
は手始めに魔法と機械の融和を図る。
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レゴ
ルカンド
レゴルカンドに魔法と機械の都が誕生する。元々は共に歩んでいた2つの力が再び一つと
なった。キャスバル
によりもたらされた技術革新により人々の生活水準も急速に向上し平和が訪れる。 |
二つ
の都
レゴルカンドから少し遅れ、レレゴにも都市が再興。魔法と機械を象徴する2つの都市が復
活を果たし、 かつての戦乱の日々は不の教訓として語り継がれていく。
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宇宙
へ
月面に宇宙開発基地が完成したのを機に本格的に宇宙開発が進む。『プロトゥープ』を始め
にスペースコロ ニーの建設もスタートした。
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宇宙
移民記念式典コロ ニー爆破事件
U.C.0500年、スペースコロニー『ジオン』が完成し同コロニーで宇宙
移民記念式典が開
催。しかし、コロニー爆破事件が起きる(宇宙移民記念式典事件)。移民者やレゴ共和国政府の要人など多くが
犠牲となる。宇宙移民に反対するテロリスト集団の犯行と言われたが、真相は解
明されていない。犯行を未然に防ぐことができなかった理由として、人々の目が宇宙に向けられていたことや、
国家の複雑化が上げられている。
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宇宙
開発の衰退
爆破事件の発生から宇宙移民への不安感や反対論が広まり宇宙開発は衰退していった。
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アク
シズ・インパクト
U.C.0993年3月12日。長く平穏な日々が続いていたクァミハウ諸島を巨大な隕石
が襲った。防御シ
ステムによる迎撃も虚しく、まるで推進力を持ったかのようなその隕石が直撃した。
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空白
の1000年
アクシズ・インパクトから記録の約1000年のこと。クァミハウ諸島の様子は記録がな
い。
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再生
アクシズ・インパクトから1000年後。生命維持装置から人々が目覚める。彼らは自分達
の暮らしていた大 地の様子に驚愕するも再生への道を歩み始めた。
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レゴ
公国樹立
レゴ共和国の建国者である総帥と呼ばれる人物ががレゴ公国を樹立する。彼はキャスバル・
レム・ダイクンの 子であるという。
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国葬
公務からの帰路で事故が発生し総帥が行方不明となる。国葬が執り行われたがそこで彼は復
活を果たす。結局 事故の原因は不明で終わった。
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